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就活生インタビュー 資格取得は、面接時でも説得力に差が出ます

簿記を知ったきっかけを教えてください。

中学2年生の時に家族が病気になり、将来のことを考えて仕事に活かせる事を学びたいと思い商業高校に進学しました。高校では全商簿記を学習していましたが、税理士という職業に興味を持っていたので大学への進学を機に日商簿記3級から独学で学習を開始し、1回生の6月の試験で2級を取得しました。

税理士を目指そうと思ったきっかけは?

何か個人に対して役立てる職業に就きたいと考え税理士を意識し始めた頃、高校の恩師に個人のライフプランの相談に対応できる知識を学習できるということでファイナンシャルプランナー(以下FP)の学習を勧められました。税理士試験は受験資格があり、日商簿記1級などの資格を持っていない場合は早くても2回生から学習開始して3回生の8月に受験することになるので、それまでに何か勉強しようと思い、日商簿記2級の合格後、試しに9月にFP技能検定3級にチャレンジしてみました。学習内容に興味を持ったので翌年の1月に2級を受験し、AFPの登録も行いました。

※FP試験は国家資格のFP技能検定(3・2・1級)と日本FP協会が認定する「AFP」「CFP」があり、この両資格は相互に関連しており、2級FP技能検定は「AFP」と同等レベルとみなされ、2級試験はAFP試験も兼ねる、つまり1つの試験が2つの資格を兼ねて実施されています。

AFPは研修制度が整っているので、人脈を広げるために登録しました。相談会をボランティアで行う機会がありましたが、税務相談は税理士の独占業務のため、その分野については簡単なことでも話をさせてもらうこともできなかったので、税理士という職業により興味を抱きました。実際FPの中には税理士取得者も多く、お話しを聞ける機会があったのは良い刺激になりました。

税理士試験について教えてください。

税理士試験の最大の特徴は科目合格制度です。11科目(会計科目:簿記論・財務諸表論、税法科目:法人税・所得税・相続税・酒税・消費税・事業税・住民税・固定資産税・国税徴収法)の試験科目の中から1科目ずつ、合計5科目の合格を目指します。個人差はあると思いますが、約1年で1〜3科目チャレンジしていきます。一度合格した科目は一生有効なので焦らずあまり詰め込みすぎないように確実に合格を目指せます。学習期間は長くなりますが、働きながらでも学習は両立しやすいということなので、在学中に合格しなければならないというプレッシャーもありません!

実際の税理士試験はいかがでしたか?

焦らずにとは言っても在学中にできるだけ勉強しておきたいと思い、2回生の前期に商学部で実施している資格試験講座「税理士入門講座」を受講した後、9月からTACの2年本科生に申込みをしました。1年ごとに科目登録するのですが、初年度はやはり必須科目である簿記論と財務諸表論を選択しました。また、来年のことも見据えて消費税も登録し、3月頃までは3科目を勉強していました。
財表の理論は暗記ではなく、どうしてこのような処理をするのかというものなので、簿記論との学習は相乗効果があって2科目同時に学習するのは非常に効率的だと思いました。
また、実務をイメージしながら学習すると学習にもより力が入ります!僕は縁があって税理士事務所でアルバイトをしているので、授業中に先生が「試験ではこのようにするが、実際は…」というところまで教えていただき、講義内容がそのまま実務に活かせると実感しています。

学校やアルバイトとの両立はどのようにしていましたか?

私はテニスサークルに所属しており、またTACの授業料は自分で払うことを決めていたので、アルバイトも税理士事務所で週2、3日程度していました。確定申告の時期など繁忙期は週5日の時もありました。他にもコンビニのアルバイトなどもしていましたが、早朝勤務にして大学の授業は休まず出席して単位を落とさないよう集中して受講しました。(税理士の受験資格には5月の出願時に大学3年以上の学生で62単位以上を取得した者などの単位要件もあります。)
また、通学時間などの隙間時間は理論を覚えたり、テスト期間はある程度学校を優先して、春休みには9時〜17時でTACに通って遅れた分をすぐに取り返すようにしました。サークルは2回生からはリフレッシュ程度に参加していました。

大手金融機関等7社から内定を獲得されましたが、なぜ就職先を税理士法人ではなく金融機関を志望されたのですか?

税理士は独立のイメージが強いですが、中小企業と関わりの深い金融機関の内部を知ることは、将来的に税理士として働くことになった場合にも役立つと考えています。
また、メガバンクからも内定をいただく事ができましたが、大企業や「お金持ち」だけでなく、一般の方々とより関われるのは信用金庫だと思いますので最終的には信用金庫への就職を選択しました。

就職活動において資格取得はどのようにアピールできましたか?

税理士の一部科目合格は資格欄に記入できます。3回生の8月に簿記論と財務諸表論を受験し、12月の合格発表で2科目とも合格することができたのでしっかりアピールしました。
面接では学生時代に頑張った事を必ず聞かれましたし、エントリーシートの資格欄は小さくても必ず注目してもらえました。サークル活動やアルバイト経験を答えている人が多かったので資格取得は差別化を図れましたし、なぜ目指したのか、今後どうなりたいのかという話に筋が通っているので説得力があるとも言っていただけました。
内定者は簿記とFPは入社前に取得するよう言われましたので、先に取得しておいて良かったです。

就職活動をするにあたって、何か就職に関する雑誌等は読みましたか?

実際は説明会に参加する方が多くの情報を自分自身で得ることができるのですが、エントリーする企業を選ぶために業界研究本は購入しました。友人と情報交換したり、四季報などには業績や平均年収なども載っていますので参考にしました。

これから就職活動を控えている学生の皆様に向けてメッセージをお願いします。

就職の最終目標は自分がやりたい事をすることだと思います。この一生に一度の新卒採用の就職活動では色々な業界・企業を見る事ができるので、最初から業界を絞らず気になる企業の説明会には参加する事をお勧めします。実際僕もメーカーなどの説明会にも参加しましたが、やりたいことに繋がらなかったので選考には進みませんでした。でもこれで金融業界への志望動機がより固まったと思います。
自分がやりたいことを伝えて、それがその会社でできると思ってもらえれば内定が出ますし、できないと判断されれば内定は出ません。志望先の良い所を挙げるのではなく、自分がやりたいことを伝えることが大切だと実感しました。
また、自分をアピールするには個人として頑張った事と集団活動での経験が伝えられると良いと思います。時間があるのであればその業界に役立つ資格を取得しておくことは意欲のアピールになると思いますし、何より自分自身に損はありませんので、ぜひ頑張ってください!

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