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常見陽平さんインタビュー 就活は「冷静と情熱」「青と赤」どちらも大事

常見陽平さんインタビュー 就活は「冷静と情熱」「青と赤」どちらも大事

新卒採用に強い人事・組織コンサルタントとして活躍され、著書も多い常見陽平さんに、就活に向けて、「四季報」シリーズ(東洋経済新報社)の活用法を中心に、業界・企業研究についてうかがいました。

常見陽平さん プロフィール

常見陽平さん プロフィール

人材コンサルタント、著述家。1974年宮城県仙台市生まれ、北海道札幌市出身。1997年一橋大学商学部卒業。株式会社リクルート、大手玩具メーカーなどを経て、現在、実践女子大学・武蔵野美術大学非常勤講師、株式会社クオリティ・オブ・ライフのフェロー、HR総合調査研究所客員研究員。就活、転職、キャリア論、若手人材の育成などについて執筆・講演活動で全国を飛び回っている。夢は「面白い社会人を増やすこと」。就活、キャリアに関する著書多数。

――業界・企業研究にどう取り組めばいいのか、どうもよくわからないという学生も少なくないようです。

2008年のリーマンショック以降、学生さんたちの気持ちが焦っていて、できるだけ多くの企業を受けようとするあまり、業界・企業理解が足りなくなっているようですね。
失礼ながら、就活をする前の一人の消費者の立場で業界や企業を見ていた頃とそんなに変わらないぐらいの知識しか持っていない人も意外と多いんです。
とくに気になるのは、ホームページなどで知ったその企業の説明が、そのまま志望動機になってしまっていることです。これではだめなんです。何も言っていないのと同じことになってしまいます。
採用担当者は、あくまで、その企業の人なのですから、「うちの会社のことをちゃんとわかっているのか」という目線で、学生さんたちの話を聞くのです。ですから、一般的な美辞麗句ではなく、その企業の特徴を理解した上で志望していることを明確に伝えなければなりません。
学生さんたちは「自己分析しなければ」とこだわる人が多いようだけど、はっきり言って、早々に切り上げた方がいいですね。自分のことなんて、なかなかわからないものですよ(笑)。

――そのような各企業の特徴を深く知るためには、ホームページの他に何を参考にすればいいのでしょうか。

客観的データがきちんと載っている「四季報」シリーズをお勧めします。ビジネスパーソンが取引先などを調べるために使いますし、個人で株の投資をする人が情報源としてよく見るものですからね。
学生さんには「業界地図」なども人気ですし、「就職四季報」やその「女子版」「中堅・中小企業版」もありますが、私はとくに「会社四季報」を読んでほしい。情報がとても濃いですよ。

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