公務員試験を突破した人チャレンジする人に聞く

ここ数年、公務員人気は高く、「狭き門」となっています。
その門を突破するにはどうすればいいのでしょうか。
そこで、見事、合格した人と、今、まさにチャレンジ中の人たちに、
志望動機や勉強の仕方などについてうかがいました。

国税専門官志望

どんな仕事をするのか?

日本の税制の根幹を支える

日本は申告納税制度を基本にしており、国税庁の大きな仕事は、安定した租税収入を得ることです。国税庁の管轄の国税局は、全国に11カ所(沖縄は国税事務局)、税務署は524カ所あります。そこで、税のスペシャリストとして業務を行っているのが、国税専門官です。
国税専門官は、①国税調査官、②国税徴収官、③国税査察官の総称です。国税調査官は、納税する個人、法人(会社)などが適正に税金を申告しているかどうかの調査・指導を行います。国税徴収官は、税金の督促、滞納処分や納税の指導などを担当します。国税査察官は脱税の疑いがある場合に、その捜索、差し押さえなどを行います。また、刑事罰を問う場合には必要な準備をし、告発なども行います。

試験の概要 受験スケジュール例

受験資格

①試験が行われる年の4月1日現在で、21歳以上30歳未満の者。
②21歳未満で、試験の翌年の3月までに大学を卒業及び卒業見込みの者、または人事院が同等の資格があると認める者。

国税専門官志望

チャレンジ1年目の経験を踏まえて、ステップアップ!

資格の大原/関西学院大学 文学部 2012年卒業/M.K さん

ワーク・ライフ・バランスを実現したい。

父が大学職員で公務員に近い環境だったので、その生活スタイルを見ていて、高校生の頃から公務員に親しみを持っていました。それに、結婚出産しても働き続けたいと思っているのですが、民間だと子供ができてからの離職率が高いので、やはり公務員の方がずっと働けると考え、目指しています。
また、公務員の場合、業績を上げることよりも誠心誠意を尽くして働くことがまず大切なことなのかなと考え、私にはその方が向いていると思ったのも志望理由の一つです。

国税専門官を目指す。

公務員試験にチャレンジするのは今年で2年目なのですが、1年目に女性セミナーに行った時、国税専門官の方のお話がとても輝いていて、カッコ良かったんです。あんな働く女性になれたらいいなと思ったのが、国税専門官を目指すきっかけです。
また、脱税のニュースなどを見ていると、真面目に納税している人との不公平を是正したいと思いました。

スクールに通って、苦手科目が得意科目に。

本格的に公務員試験対策の勉強に取りかかったのは大学3年生ぐらいからですが、このスクールには大学4年から通っています。ここでは経済学を一番がんばりました。私は文学部なので、経済学は大学の講義では取りませんでした。1年目の時には、結構勉強したつもりでもあまり伸びなかったのですが、スクールに来て勉強すると、すごくわかりやすくて、いつのまにか得意教科になっていました。
法律科目は、1年目でも得意な方だったのですが、2年目になって、スクールのテキストがしっかりしているので、「あ、これ初耳だな」という知識もあり、しっかり補充できたと思います。とくに、民法と憲法をしっかり勉強しています。

面接対策もしっかりと。

スクールでは、面接の指導も受けています。1年目の時、裁判所事務官なども受けたのですが、面接対策をほとんどしないままで、全然ダメでした。自分では、これで十分だろうと思っても、実は不足していたり、逆に、面接で言ったらまずいことでも、平気で志望動機として入れてしまっていたり…。スクールの先生や友人に、第三者の視点からアドバイスしてもらうことで、自分も客観的な視線を持って志望動機などを話せることができるようになりました。
それと、志望する職種についてはよく調べておくことも大切だと思いました。
試験に対する不安は、やっぱり、ありますが、勇気を持って、直前までせいいっぱい努力していきたいと思います。