公務員試験を突破した人チャレンジする人に聞く

ここ数年、公務員人気は高く、「狭き門」となっています。
その門を突破するにはどうすればいいのでしょうか。
そこで、見事、合格した人と、今、まさにチャレンジ中の人たちに、
志望動機や勉強の仕方などについてうかがいました。

裁判所職員 一般職

どんな仕事をするのか?

司法事務手続きや一般事務を行う
 受験スケジュール例

裁判所職員は、大きく分けると、裁判所には裁判を行う「裁判部門」と、職員や設備などに関する業務を行う「司法行政部門」があります。
一般職採用者は、裁判部門では、裁判所書記官のもとで、各種の裁判事務を行います。司法行政部門では、事務局において総務、人事、会計などの一般事務につきます。採用後、裁判所職員として必要なマナー、基礎知識、技能習得を目的とした研修が行われます。

試験の概要

※受験資格・試験科目等については、変更の場合もあるので必ず試験要項で確認すること

受験資格

〈大卒程度〉試験が行われる年の4月1日現在で、21歳以上30歳未満の者。
21歳未満の者で、実施年度の3月までに大学、短期大学又は高等専門学校を卒業及び卒業見込みの者。

家庭裁判所勤務

少しでも社会に役立っていること、それが大きなやりがいに。

TAC(梅田校)/神戸大学 経営学部 2012年卒業/さかもと まみ さん

弟の病気をきっかけに行政の役割を知る。

私が高校生の頃、弟が重い病気になってしまったのですが、その時、入院していながらも病院で授業を受け、学校を卒業できる制度のような、経済的な支援のみならず、多くの大変ありがたい支援制度が整っていることを知りました。この時、行政の制度的な支援の重要性を実感しました。これが公務員を目指した一番の理由です。民間企業は受けずに、公務員一本でがんばりました。

勉強のコツをスクールで教わった。

大学3年生の夏から、スクールに通ったのですが、モチベーションを上げてくれる先生や友達が周りにいてくれたことが、まず、大きかったですね。また、公務員試験は、勉強のコツをつかむというか、その勉強のやり方そのものがすごくポイントになる試験だと思ったので、そこをしっかり教えていただきました。たとえば、私は経営学部なので法律の授業が少なくてちょっと不安だったんですが、法律は暗記ではなく、理論的に考えたら解けるということを教えていただきました。
また、法律の授業の音声データを使って、何度も聞きましたが、それがとても役に立ちました。
苦労したのは、歴史などの暗記科目でした。大学受験の時に比べて記憶力がすごく落ちていたので(笑)。何度も繰り返しやることが大切だと思います。

家庭裁判所で少年事件の事務を担当。

裁判所事務官試験に合格し、今、家庭裁判所で少年事件の業務に携わっています。
罪を犯した少年たちを更生させるための仕事に、少しでも携わっていること、それが少しでも社会の役に立っていることに、とてもやりがいを感じ、責任も感じています。これからも、市民の皆さんが安心して暮らせるようにするため、前向きに取り組んでいきたいと思っています。

がんばれば、必ず間に合います!

今、公務員試験を目指して勉強している皆さんの中には、くじけそうになっている人もいるかと思います。私も、試験直前まで、勉強が全然身につかなくて、受験するのをやめようと本気で考えた事が何度もありました。がんばれば、必ず間に合う試験だと思うので、絶対、最後まであきらめないでくださいね。

裁判所事務官志望

法律を活かし、人の役に立てる仕事を目指す。

伊藤塾(梅田校)/関西学院大学 法学部 3回生/K.M さん

裁判所に行ったり、ホームページを見て共感。

私は法学部なので、法律を生かせる仕事、そして人の役に立てる仕事がしたいなと思い、公務員を考えました。
第1希望は裁判所職員です。もともと、授業のリポートのために裁判の傍聴に行ったりして、裁判所は何度か訪れたことがあり、ちょっと興味は持っていました。ある時、裁判所のホームページで裁判所事務官という仕事を初めて知りました。そこで実際に働かれている職員の方々の仕事ぶりなどが紹介されていて、すごくやりがいがありそうだなと思ったんです。
そこで、ある職員の方が、裁判所に不安を抱えてくる人たちの気持ちを少しでも和らげてあげるお手伝いをしたいと話されていて、そういうことにも、とても共感しました。
ほかには、県庁や市役所の職員も併願できたら…と考えています。
実は、最初は、民間企業しか考えていなかったんです。でも、裁判所に行ったり、ホームページをみたりして、だんだん公務員がいいなと思うようになりました。

今春からスクールへ。

来年度の試験を目指して、今年の春から、スクールに通い始め、本格的に勉強をスタートさせました。
今、一番力を入れて勉強しているのは、やはり、民法、憲法、行政法などの法律科目です。大学の1~2年の時に、民法や憲法はやっていたので、スクールでの講義も結構すんなりと頭に入ってきます。行政法は、大学でも今年春から始めたばかりなので、これからって感じです。

“目からうろこ”だったスクールの授業。

スクールでの授業はとてもわかりやすくていいですね。大学1~2年のときに受けてきた授業の中でわからなかったところも、「ああ、こういうことやったんか」と、目からうろこでした。
先生が、法律を勉強したことのない人を前提に授業をされていて、具体例とか、かみ砕いて説明してくださるので、本当にわかりやすくて。わかってくると、どんどんおもしろくなってきて、勉強も進みますね。

1年後を目指して、やる気を持続させていく。

インターネット講義なので、自分で計画をちゃんと立ててやっていく部分が一番重要だと感じています。これから、まだ1年ほど、時には、どうしてもやる気が出ないこともあったりするかもしれないですけれども、通学時間など細切れ時間を使ったインターネット講義特有の効率良い学習方法や、スクール専門スタッフによるカウンセリング制度等をフル活用して、モチベーションを高く維持しながらがんばっていきたいですね。