公務員試験を突破した人チャレンジする人に聞く

ここ数年、公務員人気は高く、「狭き門」となっています。
その門を突破するにはどうすればいいのでしょうか。
そこで、見事、合格した人と、今、まさにチャレンジ中の人たちに、
志望動機や勉強の仕方などについてうかがいました。

刑務官

どんな仕事をするのか?

収容者の指導、訓練、警備を担う

刑務所、少年刑務所、拘置所において、被収容者の日常生活の指導、職業訓練などを行ったり、施設内の警備にあたります。また、刑務所では、社会復帰のため受刑者の更生をはかり、拘置所では、被疑者、被告人の逃走、証拠の隠滅を防ぎます。
刑務Aは男子、刑務Bは女子の刑務官の募集です。勤務は24時間体制です。基本的に1日7時間45分勤務で、1週38時間45分、週休2日制になっています。採用後には、初任科研修があります。

試験の概要 受験スケジュール例

※受験資格・試験科目等については、変更の場合もあるので必ず試験要項で確認すること

受験資格

試験が行われる年の4月1日現在で、17歳以上29歳未満の者。
刑務A…男子 刑務B…女子
ほかに、身長、体重、胸囲、視力、四肢の運動機能について、業務に差し障りがないか身体要件が設けられている。

刑務官合格

過ちを犯した人の社会復帰を支える。

グローバルEYE(京都本校)/大阪経済大学 経済学部 2012年卒業/みやもと ゆかり さん

結婚後も続けられる仕事を目指す。

私は、将来、結婚後も仕事を続けたかったので、それが実現しやすい環境にあるのは、公務員かなと思っていました。また、自分の性格上、1つのことに粘り強く取り組むよりも、幅広い視野で業務に取り組む方が合っているように思い、仕事内容が多種多様な公務員を目指そう!と思いました。決心したのは大学2年の2月頃です。

スクールをフル活用して試験勉強。

試験対策として、独学はきついなと思っていたところ、大学生協主催で、スクールが開いた公務員ガイダンスがあり参加しました。そこの専任講師のわかりやすい勉強方法やシステム・カリキュラムなどの説明をくわしく聞けて、ここなら私も最後まで頑張れそうだと感じ、このスクールに通って勉強することにしました。少人数制の公務員試験専門校で、不明な点があればすぐに質問できたし、納得するまで指導してくださいました。面接指導も徹底しているので、安心で、フル活用しました。交流会(クラスコンパ)もあったので、公務員を目指す仲間と切磋琢磨しながら、合格をつかみ取ることができました。

民間企業との併願について。

私は、マイクロソフトスペシャリストの資格を取得して、大学でパソコンの授業のアシスタントをしていたこともあり、IT関係の企業を中心に就職活動もしました。試験慣れ、面接慣れにもなるので、もし、民間企業で少しでも興味がある仕事が見つかれば、受けることをお勧めします。ただし、公務員試験対策にたっぷり時間を費やしたいのであれば、5社までに抑えた方がいいかと思います。私はそうしました。

「人間は必ずやり直せる」との信念で。

刑務官を目指したのは、「人間はやり直せる」という信念を持っているからです。私は浪人生活を経験したのですが、その時、前向きな気持ちさえあれば、人間は問題を乗り越えられると実感しました。ですから、信念を持って接すれば、過ちを犯した人も必ず立ち直れると思っています。その人たちの社会復帰を支えていきたいと考え、志望しました。

自分の役割を考え、果たしていきたい。

入所してからは、初等科で3ヶ月研修を受け、銃の使い方、逮捕術、犯罪心理学、非行心理学などを学びました。また、柔道か剣道(選択)、茶道、華道も習い、日本の心を学びます。6月18日から、岩国刑務所で勤務しています。再犯率が年々上昇しているので、少しずつでも下げていけるよう、罪を犯した人たちと向き合っていきたいです。常に自分の役割は何かを考え、職務をまっとうしていきたいと思っています。