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特集03:〈生協企画〉就活へのメンタル・サポート
誰かに話を聞いてほしいとき、電話相談を利用してみませんか。

いよいよ就職活動が始まりますが、「何をしたいかわからなくて不安」「誰かに話を聞いてほしいのにうまく気持ちを話せない」など、一人で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな時、気軽に相談できるのが大学生協学生総合共済の「学生生活無料健康相談テレホン」。学生総合共済に加入しているみなさんを対象に、からだと心の悩み相談を行っています。今回は、相談テレホンを運営しているダイヤル・サービス株式会社のカウンセラーとサービスマネージャーのお二人に「心の相談」について話をうかがいました。

ダイヤル・サービス(株)サービスマネージャー/カウンセラー(臨床心理士)

24時間、年中無休で対応。
―テレホンサービスの内容について教えてください。
サービスマネージャー(以下S) 大学生協の学生総合共済にご加入のみなさんを対象に、もともと健康相談を中心にご相談をお受けしていました。だんだんメンタルの悩み相談が増えてきたことから、2年前、「心の相談」に対応してますよ、とはっきり打ち出し、じっくりお話をお聴きできる態勢を整えました。24時間、年中無休で受け付けています。基本的に1日1回30分以内を目安にしています。
カウンセラー(以下C) 対面だと緊張してなかなか話せないけど、電話だと話しやすいという学生さんも多いです。匿名というのも利用しやすいようですね。気持ちを誰かに話すことで、自分で何となく思っていたことに整理がついたり、自分の中での選択肢や、方向性を見つけるためのお手伝いをしています。解決するというよりは、一緒に悩んだり、考えたり、気持ちが楽になれるようにするお手伝いですね。

カウンセラー(臨床心理士) 就活、人間関係など相談内容はさまざま。
―今年は震災の影響もあって、就職活動の日程がかなり長くなっています。学生たちはその長い間、メンタルを維持していかなければならないわけですが、就活に関係した相談も増えていますか。
C そうですね。やはり、内定がなかなか決まらなくて、就活をいったんやめようか、休もうか、という相談は多いですね。
相談内容については、いくつかのパターンが見られます。
例えば、就活中の人は、今、お話したような、なかなか内定がもらえなくて、将来のことを考えると不安だという人、周りがどんどん決まっていくなかで、周りと自分を比べて焦ってしまう人が特に多いように思います。
学生さんは、ストレスが体に出る場合も多く、不眠、頭痛、腹痛、それに無気力感や憂うつ感が出てしまう人も。それで、ダブルで不安になってしまう。体調を崩したことによるストレスで悩まれている人も多いように思います。
また、自分なりに就きたい仕事があるのに、親に反対されるといった、自分の意思と親の意見がかみ合わず、迷いが出てしまった、という相談もあります。
また、就職準備中の人の場合は、自己分析を兼ねて心理テスト、適性テストを受けてみたところ、例えば、抑うつ感が強いとか、マイナス思考であるというようなネガティブな結果が出てしまい、これからどうしていけばいいのだろう、と悩んでお電話をいただくこともあります。なかには、こういったテストによって企業から落とされたことで、データで自分が否定されたというショックを受けて、落ち込んでしまう人も見られます。
こうした一つの要素だけではなく、それぞれに複雑な事情が絡み合ってご相談いただくことが多いです。

S また就活に関してだけではなく、漠然とした不安感、自分がどうしてもマイナス思考になってしまうなど、心、精神面そのものの悩みや、友達、先生、親との関係といった人間関係についての相談も多いですね。

サービスマネージャー気持ちを上手に切り替えるために。
―そうした相談者に共通して見られる傾向のようなものはあるのでしょうか。
C 就活は誰しも緊張して、不安になって当然だと思います。ですから、相談者の傾向というものはないと思いますが、強いて言うなら、友達にも、家族にも話せなくて、自分一人で抱え込んでしまいやすい人が多いかなと感じます。
また、自分を責めてしまう人も多いですね。頑張って、頑張ってまじめに取り組んでいるからこそ、結果を出さなければいけないという焦りが出て、うまくいかなかった自分を責めてしまいがちです。


―最近は、内定が出るまでに、かなりの数の会社にエントリーシートを出し、かなりの数応募をして、いっぱい落ちる。この圧倒的な「数」で敗北感を感じてしまい、落ち込んでしまうことが多いんでしょうね。
C まさに、そのとおりです。

―そのあたりで、例えば「もう少しこう考えたらいいんじゃないの?」というようなアドバイスがあれば、教えてください。
C 相談者のお話をお聴きしていると、自分はこれだけ頑張ってきたのに、やってきた成果を全て否定された感覚になって、全部無駄だと考えてしまいがちです。
でも、実際にやってきたことは決して無駄ではありません。そのことを私たちと一緒に共有したり、照らし返して、あらためて頑張った自分を認めるように、また次につなげられるように、気持ちの切り替えができるようお話をうかがっています。

S 電話相談によって、思っていることを口に出して言葉にすることで、あらためて「ああ、私、こんなことを考えていたんだ」と気持ちを整理できるのではないでしょうか。
また、悩んでいることを書き出してみる方法もお勧めします。頭の中だけだと、いろんな不安が芋づる式にどんどん出てきて、結果的に混乱してしまいます。そうなると余計つらいです。そんな時は、いったん書き出してみて、ここは、今、考えなくてもいいことかもしれない、ここからまず考えていこう、というように優先順位を決めると、自分を客観的に見ることができて、少し気持ちが落ち着くかもしれませんね。

C また、長い就活期間中、ほっと気持ちを緩められるような時間をあえてつくることをよくお勧めしています。どうやって気持ちを切り替えていいのかわからないという人が多いんです。誰でも就活のことでいっぱいいっぱいになってしまうけれど、だからこそ、その中でのオン・オフの時間をつくってみたらどうでしょうか。
休むことは逃げではなくて、頑張った後の自分へのご褒美と考えて、例えば1週間これだけエントリーしたから、土曜日は何もしない1日にするとか、この1週間は何もしないとか、自分を解放できる時間をあえてつくってみましょう。就活とは関係ないこと、好きなことをやってみましょう。


―それは、就活中だけでなく、普段、気持ちがしんどくなった時でもそうですよね。
C そうですね。1日、自分を解放できるような好きなこと、読書であったり、ビデオをひたすら見るなど、何でもいいので、休息時間というご褒美を自分に与えてメリハリをつける、そのことが大事なのです。

電話相談を上手く使って心のメンテナンスを。
S ちょっと気持ちがしんどくなった時の対処法の一つとして、この電話相談をぜひ使っていただけたらと思います。一人で抱え込まないことが大切です。もちろん、同じ就活の仲間にでもいいですし、誰かに話を聞いてもらうことをお勧めします。
カウンセラーは、心の相談を専門に受けているので、また違った視点でお話を聴いたり、相談者の方といろんな気持ちを共有したりする中で、何か解決の糸口をつかんでいただければ…という思いで、みんな対応しています。
こんなことで電話していいのかなと思うようなことでも、ちょっと話してみるといった感覚でかまいません。電話相談を上手く使って、心のメンテナンスをしながら、長い就活を乗り切りましょう。
C 実際にお話をお聴きする中で、今後進むべき方向についてご自身で気付かれることも多く、私たちは次の一歩を踏み出すための背中を押す役割になれているのかな、と感 じています。誰にも気持ちを吐き出せずにいる時、自分に自信が持てなくなった時、気持ちを整理したり切り替えたい時、いつでも気軽にお電話くださいね。

大学生協の学生総合共済へのお問い合せは、生協の共済窓口へ!
大学生協では、学生の健康状態に関する悩みや心に不安を抱いている人のための相談窓口として、電話無料相談サービス「学生生活無料健康相談テレホン(24時間365日)」をおこなっています。詳しくは生協の共済窓口へお問い合わせください。
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